子供は「なぜ不審者は子供を狙うのか」という理由を知らない?

保護者はよく子供に「不審者には気をつけなさい」というけど、子供側は「不審者はなぜ子供を狙うのかを知らない」という話。




先日、このツイートがかなりRTされました。


事の発端は、先日あった小学6年生女子の誘拐事件のニュースだったんですね。


奈良・小6女児監禁:その時、両手首を結束バンドで縛られ


あのニュースを見て、小学1年と2年の娘たちに話したんです。

僕「小6でも誘拐されることあるんだなあ。君たちも気をつけるんだぞ、女の子なんだし

娘「わかってるよ、学校で言ってたもん。でもなんで女の子だと気をつけるの?」

僕「え、そりゃだって… というか、学校では、なぜ『女の子が多く狙われる』のかって話はしてなかった?」

娘「うん」

僕「なんで不審者は子供を誘拐すると思う?特に女の子を多く」

娘1「子供が好きでお世話がしたいから?
娘2「自分の子が死んで、代わりがほしいから?

僕「な、なるほど…」



他の学校ではわかりませんし、うちの学校でもたまたまそういう話にはならなかっただけなのかもしれませんが、うちの娘たちは”性犯罪”が目的の誘拐がある、ということを全く認識していませんでした。





小学校低学年はまだ性教育を受ける年齢でもないですし、性の欲求や衝動を自分で体験できる段階でもありません。だから、「性欲」という存在を伝えるのがとても難しかったです。

僕「誘拐は女の子がより多く狙われる。こういう場合、不審者は男性が多いんだ」

娘「なんで?」

僕「女の子の体を触りたいから狙うんだよ」

娘「は?なにそれ、キモい」

僕「君たちはプールにいくと、水着を着るよね?水着で隠れる部分ってどこ?」

娘1「おっぱいとおまた!」
娘2「おしり!おっぱい!ギャハハハハ!」

僕「(小学女子って…!)いい?真面目な話だからちゃんと聞いて。こういう、水着で隠れる部分は信頼する相手以外には見せたり触らせたりしてはダメなんだ」

娘「ふーん」

僕「男が女の体を触りたいと思うことはキモいことじゃない、自然なことなんだ。小学校高学年くらいになると、男は女の体を見たいと思ったり、体を触りたいと思うようになる」

娘「キモい」

僕「キモくない!!(これだから小学女子はー!)…いいか、それ自体はごく自然なことなんだけど、そうしていいのは、お互いが良いと言ってる時だけ、というのを覚えておいて」

娘「パパだってママのお尻さわるじゃん」

僕「いいんだよあれは。パパとママは愛し合ってるんだから」

娘「でもママ嫌がってるよ」

僕「あれは嫌と見せかけて実は… いや、話がややこしくなる、とにかく、君たちの体に興味がある不審者がいる、ということを覚えておいてね!」



「不審者に気をつけろ、襲われたらこうしろ」

というのは、多くの子供は知っていることかと思います。最近では防犯ブザー、防犯ケータイの所持率も高いですし。

しかし、

「もしも不審者に捕まってしまった場合、自分がどうなってしまうのか

についても、自分の身を守る上では知っておく必要があると思います。そこを伝えなければ、この言いつけを守る、という重要度を感じてもらえない可能性があるからです。

「ご飯食べる時はテーブルに肘をつかない」

なんて言いつけと同レベルで扱って欲しくないのです。


また、性に関する知識があれば、早い時点で「あれ?なんかこの人、おかしい?」と気づくこともできます。


性の話題は親子でも気軽ににしくい部分もありますが、とても大事なことだと思いますので、小さいお子さんを持つ親は子供に一度確認しておくといいかもしれません。


これから夏休み、いろんなところに出かけることになります。
親が子供たちを守るのはもちろんですが、子供たち自身が自分の身を守る意識も高めておきたいですね。