それは絵本というにはあまりにも大きすぎた。




それは絵本というにはあまりにも大きすぎた。
大きく、ぶ厚く、重く、そして大雑把すぎた。

漫画「ベルセルク」に”ドラゴン殺し”っていう巨大な剣が出てくるんですけどね。それを彷彿させるような絵本です。



大きさをお伝えするためにあえて本棚やふすまを比較する形で撮影してみました。長さは、今メジャーで測ったら115cmありました。うちの1年生の子が117cmなので、でかさがなんとなく伝わるかと思います。

これ、図書館で借りてきたんですけど、本当に重いんですよ。凶器かってレベル。

持つと、ブン回したくなります。ブン回したくなる絵本って、人生で初めて出会いましたよ… 読み聞かせ会用のビッグブックっていろいろ種類ありますけど、全ページ分厚くてしかもこの形ってのは、僕はあまり見たことなかったのでビックリしました。

この絵本はいわいとしお著の『海の100かいだてのいえ』。これはシリーズものになっていて、他にも「100かいだてのいえ」「ちか100かいだてのいえ」なんてのもあります。

絵本自体はすごい見た目なんですけど、中身を読んでみると、なるほど、だからこの形なのか、と納得できます。

主人公は人形なんですけど、あることがきっかけで海に落ちてしまいます。そしてそこで海の底にずーっと続いていく100かいだてのいえを見つける、というお話です。

絵本の中では1階1階丁寧に描かれていて、本当に100階分の部屋があります。先ほど読み聞かせしましたが、1部屋1部屋指を指して

「この部屋はなんの部屋?」

と聞いていったらとても盛り上がりました。(まあそれを100回やったので、途中さすがに親はダレてきましたけどね…)子供受けはめちゃくちゃよかったです。絵も描き込まれてて芸が細かいんですよ。

例えば、作中にタコの部屋に侵入しようとするウツボが墨で撃退されちゃってる絵があるんですけど、別のページでは顔を真っ黒にしてしょぼんとしてるウツボの絵が描いてあるんです。で、「ああ、これはさっきのウツボだ」ってなるわけです。絵本の本筋と関係ないんですけど、なんか楽しい。

そういう発見もうちの子供は気に入ったみたいで、絵をガン見してました。

amazonで売ってるのは一般向けの単行本サイズですが、このサイズでも十分迫力があるみたいですね。






過去のシリーズ本は以下。



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