育休を考える男性に向けた連続ツイートに関して




ツイッターでパパの育児ストレスについてつぶやいたところ、かなりたくさんのレスをもらったので、ここで補足します。

ことの発端は僕がした連続ツイートになります。
以下にまとめてあります。


【今回言いたかったこと】

そもそも育休を考える男性に向けたメッセージだったのですが、
それ以外の方にとっては趣旨が伝わりにくい文章だったなと思ってます。
また、11の連続ツイートで書いたものになりますが、
途中のツイートだけ抜かれて拡散されていて、全体としてのメッセージが
分かりづらくなった、という結果にもなりました。

僕は、イクメン初心者(とそのパートナー)に向けて

「自分の性役割的に馴染みのないことをやると、慣れるまで辛い」

ということが言いたかったのです。

別に金稼ぐ行為が上で、育児や家事が下とかそんな意味はないです。本当にない。
そんな主張をしたら今の自分自身を否定することになるし、僕にとってなんの得もない。
むしろなぜそういう話になってしまうの?と驚いたし、不思議でした。


【お詫びと反省】

ただ、この一連の主張する時に使った「スカートの例え」と、
「"フェミ系の人達"という表現」は適切ではありませんでした。
不快な思いをされた方々、心からお詫びします。

あと、「主語が大きい」との指摘、おっしゃる通りです。
僕の主張が”上から目線”っぽく聞こえるのもこれに起因するところが
あると思います・・・
反省します。
今後は実体験ベースの話を中心にします。
また、マスの傾向の話をする時は、同じツイートにそれを裏付ける
ソースをつけるように心がけます。

連続ツイートは、ほんとにやめます・・・
前にもこういうことがあって、学んでない自分に自己嫌悪です。
長い主張は、時間と手間をかけても、今後はブログで書きます。

「屈辱」という言葉が一人歩きしてる感がありますが、
それをそのまま使いました。
この主張に至った流れを詳しく知りたい方はそちらも合わせてご覧ください。

屈辱の表現に関しては、具体例が足りなかったのもこちらの落ち度でした。
皆さんのレスポンスを見て、「屈辱」という言葉を聞いても
想像してる感情のイメージが全然違うんだな、
という印象を受けました。


【共感し合える部分、し合えない部分】

よく言われたことが、「家事や育児の辛さは女も同じ」という言葉なのですが、
これは同意する部分とそうでない部分の両方があります。

主夫として他の主婦さん達と話が合う、
とても共感しあえてしまうからこそ、
違い、共感できない部分もくっきり浮き彫りになって感じるのです。

2つの丸がキレイに重ならない。
それはいろんな理由があって、
育った地域、家族、学校、職歴、年齢などの差によるものもあれば、
性差」によるものも存在する、というのが主夫を6年やってみた僕の感想です。

  • パートナーの帰宅が遅くてイライラする、
  • 子供中心の生活だから自分の予定が立てづらい、
  • 給料や同僚からのフィードバックがないので、定量・定性的評価が無くて自分が正しいのか自信が持てない

などはとても共感し合える部分。

しかし、
  • 授乳室、育児グッズ、育児雑誌、ピンクやオレンジの配色が多く近寄りがたい
  • 医者にいっても「ママは?」と聞かれ、育児を分かってない人扱いされる
  • 保護者の集まりで先生から「今日お集まりのお母さん達は・・・」と言われる
  • 育児の場で、他のママがカーテンもないところで授乳を始める

などの居心地の悪さは、女性の主婦の場合は発生しないもので、
これは男だからこそかかるストレスと考えています。
やはり、男というだけで受けるさまざまは不利益は、屈辱的なものです。


【僕個人の“性差別意識”】

ちなみに僕個人の話で言えば、男女で差がないストレス、
「寝かしつけ」や「オムツ替え」なども、ちょっと屈辱に感じてました
(これは僕個人の性差別意識からくるものと自覚しています)。

僕の親父はそういうことをするような人ではなかったし、
僕の「男性像」はその影響がやはり大きいので、
「男がこんなことするなんて…」という思いはありました。

別に下に見てるというわけではないです。
僕は専業主婦の母を心から尊敬してます。
ただ、自分がやることではない、と。
尊敬する父のように、男の自分の役割は一家の大黒柱として
責任を持って働いてナンボだ、と思ってました。

だから、自分のイメージと違うことをするのが「屈辱」と感じたのです。
差別意識であることには変わらないのですが、
"下賤な仕事をさせられている"、という意味ではないです。

この考えは時代に合ってないのは百も承知で、実際僕も考えを大きく改め
毎日ブーブー言いながらもシュフ業をやってるわけです。


【なにがしたいの?】

僕は前のツイートでも言いましたが、
育児社会における「男性の活用」をもっともっと進めていくべきだと思っています。

幼児雑誌に普通に育児しているパパもいるんだよ、ということを描いた漫画を描いたり、
ファザーリング・ジャパンという父親を応援するNPOで講演をしたり、
家事シェア白書」という夫婦の家事分担がテーマの白書作りに参加したり。
ブログやツイッターでもどうしたら育児がもっと楽に、楽しくなるのか
情報のやり取りをしたりしています。
(詳しくはこちらをご覧ください)

子育てが本業なのでたいしたことはできていませんが、
空き時間でそんなことをしてます。

しかし、僕から見ると、日本社会の変化は非常に、非常にゆっくりで。
今、ちょうどアットホーム・ダッドという
専業主夫がテーマのドラマの再放送がフジでやっていますが、
今見てもあまり古っぽい感じがしません。10年前のドラマなのに!

もしも今、男性育児をするのが当たり前のような社会だったら、
きっとこの10年前のドラマはとても色あせて見えると思います。
しかし、それがあまり感じられない。
古っぽく見えるのは、登場人物が手に持ってるガラケーくらい 笑

なぜ、こんなにも、変化が遅いのか?
これを加速するにはどうしたらいいのか?
フルタイムワーママに出来て、フルタイムワーパパにできないことなんてないはず!
「男性の活用」を進めるには、従来のやり方だけではなにか足りないのではないか?
新しい「仕掛け」を作るにはどうしたらいいのか?

そんなことを日々考えています。
仮説はたくさんありますが、答えはないです。
みんなで考えていきたいと思って、
ツイッターやブログで今日もやり取りしています。


【最後に】

今回の話、さまざまな賛否がありました。
中には心無い、中身もない誹謗中傷も(少数ですが)ありましたが、
そういうものには毅然と対応していきます。
冷静で誠実な批判は、的を得ているものも多く、
僕自身とても勉強になりましたし、考えを改めた部分もありました。
ありがとうございます。

共感や同意のご意見もたくさん頂き、正直安心しました笑 ありがとうございます。
特に、実際に育児に積極に関わっている、また関わる予定の男性から
共感のメッセージを頂けたのはとても心強く感じました。

まだまだ不勉強な自分ですが、今後ともどうぞ生暖かい目で見てやってください。

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5月25日追記:

コメント欄もいろんな意見を頂いております。
ぜひご覧ください。

また、これに関連するトピックで記事を書きました。

興味のある方はこちらもあわせてお読みください。

世間体を作り上げている「男らしさ」を紐解かなければ、男性の育児”社会”参加は困難



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