誰でもピカソ



ピカソを観に行きました。 


オレはそもそも大衆芸術が好きなんです。格式高くて、いろんなシキタリがあって、正装をしなければ楽しめないような芸術は、自分の性には合いません。どうしてもナナメに構えちゃって、 

「お前らはそんなにすごいのか、そんなに崇高か。創ってる奴も、それを見てる奴も、知ったかぶりすんじゃねーよ!」 

と叫んでしまいそうになります。もっとエロくて、派手で、わかりやすくて、盛り上がればいいって感じの芸術の方が惹かれます。まあもともと下品な人間なんで仕方がないんですが。 

ですから今回「ピカソを観に行こう」と友達が言い出した時も、やはり抵抗がありました。
ピカソというと、「ワケがわからないけどムヤミに値段が高い芸術」の代名詞のような存在。とにかく初心者を寄り付けない、それを理解できると自称する限られた人間のみが楽しむことができる金持ち向けの芸術だと思っていました。
しかしそんなイメージは、今回生まれて初めてピカソの作品を見た途端、消え去ったワケなのです。 


まずね、最初に声を大にして言いたいんですが、 




ピカソってかっこいい!! 




「お前にピカソのなにがわかる」って聞こえてきそうです。いや、ごもっともです。オレは今日人生で初めて実物を見たわけですし、わかる筈もありません。しかもオレは絵なんて習ったことないですし、美術史も知りません。でも作品を見た時、確実に「かっこいい!」と思ったモノがありました。それで、いいかなと思います。 

まあ、そもそもこの展示のコンセプトが自分に合っていたんでしょうね、なんたって『躰[からだ]とエロス』ですから、もうそりゃあ内容がエロい、エロい。裸婦の絵ばっかりあるんですよ。
もちろんハダカの女っていったって、抽象的な絵ですから、パッと見、人の形すらしていません。でも不思議なもので、ずっと見ているとだんだん人に、女に、しかもエローく見えてくるんですよね。 

絵を鑑賞しながら「なんでこんなにピカソは女の絵を描きまくったんだろう、っていうかなんでこんなにエロいんだろう」といろいろ想像を膨らませていました。すると、途中の説明文でその理由が垣間見えました。 

------------------------------------------

マリー・テレーズとの出会い。
45才のピカソは、17才の美少女マリー・テレーズと出会い、恋に落ちる。

最初の口説き文句は 


「ピカソです。私と一緒に偉大なことをしましょう!」 


その後、妻オルガと不仲になり、家庭崩壊の危機にまで陥った。 

------------------------------------------



>45才のピカソは、17才の美少女マリー・テレーズと出会い、恋に落ちる。 

今なら援助交際にしか見えません。 


>「ピカソです。私と一緒に偉大なことをしましょう!」 

この口説き文句、今度オレも使ってみます。 


>その後、妻オルガと不仲になり、家庭崩壊の危機にまで陥った。 

ダメ人間です。 



そしてこういう生活が彼の創作活動に影響を与えているという話になっています。それは作品、エロくもなるよ、、、きっと45才で17才の少女とHした時なんて、それはそれはウハウハだったんだろうなあ。

ちなみにピカソはこの他にも様々な女性遍歴があります。フランソワーズ、ジャクリーヌ、、、最後の妻ジャクリーヌと出会ったのは彼が70才、ジャクリーヌが26才の時です。 



、、、、、 





いいなあ、、、 




なんでこんなにモテるんだこいつ。やっぱり天才はわからん。

天才として名を残す人はまた、後世にいろいろな特典がくっついてきます。
これはピカソが若かりし頃をつづった記述(ウロ覚えなのでアバウト)。

------------------------------------------

ピカソは好奇心旺盛で、
性の快楽を探求する為
歓楽街で遊びを尽くし、
ボヘミアン(自由、放浪)的な生活を送っていた。

彼は「もう一人の自分」をその中に持ち、冷静に自分を見つめていた。

------------------------------------------ 


要はヤリまくってたわけですよね。 



ならオレだってソープランドいきまくって合コンで女の子お持ち帰りしまくって(できるかどうかは別として)、不貞の限りを尽くしてもゆくゆくオレが有名な芸術家になれば



------------------------------------------

ムーチョはヤリたがり好奇心旺盛で、
いろんな女とヤリたい性の快楽を探求する
道玄坂、川崎、歌舞伎町や吉原で歓楽街で遊びを尽くし、
堕落したロクデナシのボヘミアン的な生活を送っていた。

フ○ラされている時に彼は「もう一人の自分」をその中に持ち、冷静に自分を見つめていた。

------------------------------------------ 


と都合よく変換されて後世に語り継がれるわけですよね。 


オレ、がんばります!ビバ天才!! 




こんなこと書いている時点で凡人人生必至です。