『フィンランド流イクメンMIKKOの世界一幸せな子育て』で子育ての視点が変わるかも

今回は、ツイッターのツイートをまとめて紹介する形をとってみます。

引用部分は、僕が実際にツイートした内容になります。

友達の主夫さんがフィンランドのイクメンの本のことをツイートしていたので衝動買いしました。

こんな本出たんですね!買いました。RT @tahotahotaho: フィンランド大使館のイクメン大使の本。今読んでます。同じ1977年生まれなのでなんだか嬉しい。 → 報道・文化担当参事官がイクメン本を出版 http://www.finland.or.jp/public/default.aspx?contentid=275758&nodeid=41206&culture=ja-JP&contentlan=23 …


早速当日届く。



まずはフィンランドの保育制度に関することが書かれていました。
フィンランドの母親(日本でいう産前産後)休暇は産前30〜50日からの105日、約4ヶ月。子供が3ヶ月になったら終了。はじめの56日間は給与の約90%、それ以降は70%が支払われる。父親休暇というのもあって、9週間とれる、3週間までは母親が休みでも一緒に取れる


フィンランドの特徴的な育児制度に「家庭保育給付金」がある。3才までは保育施設に預けなくても、家庭で保育すれば平均月800ユーロ(10万円強)の手当を支給。これは保育サービスの圧迫を緩和する目的もあるそう。多くの両親は3才までは保育施設は早過ぎると考えているそう。3才、か…


日本の3才児神話に似ていたりするのでしょうか。詳しく聞いてみたいところです。



保育園の方針や、離婚のこと。

フィンランドの保育園などのサービスは、親の就業の有無に関わらず全員が利用できる権利がある。保育園は月約200ユーロ(26000円)。特徴的なのは、"遊びがすべて"。勉強の要素は一切ないそう。著者はこの幼児教育を支持してますが、僕も支持します

フィンランドでは結婚したカップルのほぼ半数が離婚する。これはキリスト教ルーテル派の考えの影響もあるそう。婚外子や離婚は問題視されない。著者の両親も、著者の奥さんの両親も離婚経験がある。親権はほとんど母親だって。イクメン当たり前の国といえど、そうなのね


それにしても離婚率は高いですね!半数って、アメリカ並みです。もちろんこの現状を全く問題ないとは思っていないのでしょうし、著者も「子供は複雑」といったことを書いています。「家族が増えるメリットもある」とはありますが・・・そもそも結婚や離婚に対する考え方が日本人とは大きく違うのかもしません。



ほかに、印象に残ったいろいろ。

フィンランドでは子供を持った両親に、子育てアドバイスが書かれた小冊子が配られるんだって。よくできてるとのことなんだけど、日本語版ないのかな

フィンランドの保育園では、Facebookなどのソーシャルメディアを利用して、日々の活動の様子がわかるようになってるんだって!これは羨ましい。…うう、うちの保育園はまだまだ程遠いな… 今年結局写真のデータ販売すら叶わなかったからな… プライバシー保護の壁は厚い…


あとでほかの方から頂いたツイートでは、日本でもこういった取り組みをしている幼稚園・保育園もあるそうです。

"…だから僕は子供たちの前では携帯電話を使わぬよう、ベストを尽くしているつもりです。「携帯電話のパパ」になりたくないからです" ぐぅぅ……っ!!耳が痛過ぎる……っ!昨日も娘に「パパー、またケータイみてるー」って言われた…っ!いつもツイッターばかりやっててごめん…っ!


これは、本当に・・・気をつけます・・・


本にはフィンランドの国民的レシピも紹介されていました。
こちらが僕が作った「ロヒケイット」。
子供達もおいしいと喜んで食べていました。


続いて教育の話題へ。

フィンランド、私立学校もほとんどなくて、塾もなくて、受験戦争もなくて、みんな近所の学校にいくだけで、勉強時間も他国に比べて少なくて、しかもそれでOECD学習到達度調査で1位とか意味がわからない。どうやったら競争心を煽らないでこんなに高い結果が出せるの?理想の教育に見えるんだけど


このツイート、一晩で50以上RTされてます。皆、フィンランド流の教育にはとても感心が高いのですね。

フィンランド式教育の3つのキーワードは「平等」「ゆとり」「先生」なんだって。「ゆとり」なんて、日本ではもはや若い世代を差別する言葉になっちゃったよ…


ゆとり教育の是非は散々議論されてきましたが、どうなんでしょうね・・・ もちろんフィンランドのやり方をそのまま日本に輸入することはできませんが、学べるところはいろいろありそうです。

詰め込み教育をしないで学力低下を招いていないフィンランド。これは一時的なものではなく、OECDの調査では、継続して高い順位を出し続けています。



日本では北欧バンザイな的なところがあるので、ベタ褒めするのも気が引けるのですが笑

フィンランドの保育サービスや医療・教育はすばらしいです。その質の高さもさることながら、ほとんどが無料だそうです。しかしこれは社会民主主義国家という背景、また超高額の税率が国民にかけられているという事実もあるので、そういったところを踏まえるのも大事かもしれません。

消費税は、ものにもよりますが、23%です。1万円のものを買うと、12300円支払うイメージ。

所得税その他もろもろ、いろんなところに高い税金がかけられているということです。



フィンランドの歴史や男女平等の価値観が普及するまでの経緯、保育サービスや教育の現状が丁寧説明されていつつも、 小難しさはまったくなく、全ページフルカラーで写真も多く、とても読みやすい本です。

著者の出産の体験なども非常に興味深かったです。フィンランドでは、出産直後は性別も名前も隠すんですね!

育児の様子も、本当にしっかり子供と向き合ってないと書けないような表現が多々あり、いろいろ共感するところがありました。また、育児に対する考え方も教育的なことや社会規範的なことが多く、良い意味で父親らしい育児をしているという印象です。著者に好感が持てるというのも、本の良さのひとつかもしれません。

というわけで今回のレビューはツイート交じりでとても長くなってしまいました笑

最後まで付き合ってくださり、ありがとうございます。



とても良い本だと思います。オススメです。

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