猛威を振るうインフルエンザの効果的予防策「鼻うがい」のススメ



(長文なので時間のある時にどうぞ!)

今、猛威をふるっているインフルエンザですが、予防策として「鼻うがい」を強く推奨します!




「鼻の健康」に関する記事は以前からも書いているとおり、昔から個人的にいろいろ勉強している分野。なのでこの鼻うがいの有効性についてはかなり自信を持ってオススメします。

まあでもいかんせん医療関係者でなないの素人の話なので、そういう前提で聞いてください。



鼻うがいをはじめたきっかけ


はじめたきっかけは、副鼻腔炎の手術。僕は昔から鼻が弱くて手術を何度かしているのですが、2度目の副鼻腔炎の手術を受けた時に医者からこの「鼻うがい」が副鼻腔炎風邪の予防に効くので続けるように、と勧められました。その後、3度目の手術の医者にもその有効性を説かれましたし、今でも近所で通っている耳鼻科なんかも鼻うがいを治療にかなり取り入れています。

僕は未だに風邪を引くとすぐに副鼻腔炎が再発してはしまうのですが、鼻うがいをすることで治るスピードが劇的に早くなります。鼻に関するトラブルは今のところこの「鼻うがい」でほぼ対応できています。



家族にも好評


僕が鼻うがいの有効性を実感したので、当然家族にも勧めました。子供たちにとっては「ハミガキとオハナチュン」(うちの子供は鼻うがいのことをこう呼んでいます 笑)と、完全に寝る前の習慣になっています。2才と4才のうちの子達はこのおかげか、ほとんど風邪を引きません。

ヨメは基本健康体なので毎日はやりませんが、たまに風邪を引いた時には必ずやっています。この鼻うがい器に関しての評価は

「ムーチョはいろんな無駄なモノを買ってくるけど、これは私も認める数少ない一品

と言わしめた程です。

芸能人でもやっている人も多く、美川憲一さん、平原綾香さん、山下達郎さんなどがそうだということです。まあ芸能人がやってるからなんなのよってのはありますけど、僕が聞いた限りだと、鼻うがいをやってる人って芸能人の中でも歌手が多いという印象を受けまして。プロとして喉を使う方にも認められているよ、ということです。



なぜ鼻うがいがいいの?


インフルエンザの予防は大きく二つ。


  • 体内にウイルスを侵入させない

  • 体内に入ってしまったウイルスを排出する

侵入させない方法で定番なのが「手洗い・うがい」「マスク」などですね。

侵入してもウイルスを排出するの方法が、体温を常に高く保つ、バランスの良い栄養をとり、免疫力を低下させないなどになります。

鼻うがいはどちらかというと前者の予防法です。



うがいだけじゃだめなの?


うがいは、知ってのとおり喉を潤し、花粉、雑菌やウイルスなどの異物を洗い流すもの。喉には粘膜があり、ここで吸い込んだ空気の中の様々な異物を受け止めて、溜めています。これをうがいで排出するわけですね。

でも、実は外から入ってくる汚い空気を受け止めてるのって、ここだけじゃありません。ほとんどの方は、普段鼻呼吸をしていますよね。この「鼻の粘膜」にも結構異物が忍び込んでいるんです。普通のうがいでは、この鼻粘膜の方には届かないのです。

イナバウアーうがい」といって、うがいする時にぐーっと後ろにのけぞることで鼻の方まで水を流し込むといううがい方法もありますが、難しくて子供はできないし、真水を鼻に流し込むのは痛いし粘膜が荒れるし、しかもこれでも届かない場所ってのもあるんです。

そこで、通常のうがいだけでなく、鼻うがいをすることで鼻・喉の両方の粘膜から異物を洗い流し、体内への侵入を防ぐ必要があるのです。



洗うだけじゃない、「粘膜強化」


これはうがい・鼻うがいに同じことが言えますが、ただ洗い流すだけが目的じゃないんですね。洗い流された粘膜は、当然水で「潤う」ことになります。この潤いってのがとても大事なのです。

粘膜は水分がなくなると途端に機能しなくなります。エアコンなどで乾燥し、風邪を引くというのはこれが一因だったりします。だから潤すことにより、付着した異物を流すだけでなく、今後入ってくる異物にもしっかり対応できるようになるのです。



乾燥で喉と鼻の粘膜が機能しなくなり体内に異物が侵入しやすくなり、更に入った異物も体温の低下により免疫機能が低下し、排出できなくなる・・・冬場、乾燥している時期に風邪を引く人が増えるのは、こうやって考えると至極当然ですよね。

でも原因がわかっていれば対処法もわかります。さあ、いざ鼻うがい!



いろいろなやり方、オススメは専用の「鼻うがい器」


コップに食塩水を入れて鼻から飲むってやり方もありますが、これは慣れてない人は吸い込みすぎてしまったりして失敗することも多いらしいです。

僕は、初めての方にはハナクリーンSをオススメします。




うちが使っているのがこれ。大きいタイプもありますが、これで十分です。うちには家族用、携帯用合わせて3本あります。

パッケージには耳鼻科の医者の協力の元作られているという説明があります。



鼻うがいの方法


ざっくりと冒頭の4コマで説明しましたが、改めて文章で詳しく説明します。



1.食塩水の作り方


鼻うがいって痛そうって人が多いのですが、そういう方が持っているイメージは真水を鼻に入れた経験があるからでしょう。確かに痛いです。鼻うがいしまくってる僕でさえ、そんなことしたら痛いです。

鼻うがいで絶対にやるべきことの一つとして、この「生理食塩水でのうがい」があります。生理食塩水、つまり人間の体液と同じです。言ってみれば「人口鼻水」を作る感じです。鼻水を鼻には入れても痛くないですよね。

生理食塩水は、0.9%の食塩水になるわけですが、そこまで厳密にこだわらなくてもなんとかなります。でもはじめはどのくらいの塩を入れたらいいのかよくわからない、そんなに小さい軽量スプーンがない・・・って人は、この「ハナクリーンS」用の食塩があらかじめ売られています。



初心者の方ははじめのうちはこの「サーレS」でやると間違いないかと思います。

ただこれって中身はほとんどただの食塩で、それにお金を払い続けるのもコスパが悪いので、継続するようになったら適当なサイズの塩の容器と、小さい量が計れるスプーンを手に入れてやるといいと思います。うちは1kg100円の安い塩を使っています。



2.鼻への入れ方


ハナクリーンSを鼻に入れ、前かがみになり、「アー」っと言いながらゆっくりポンプを押します。なぜ「アー」って言う必要があるのか? これは鼻の中に水を入れて圧力がかかるので、ちゃんとその圧力を逃がしてあげるためです。もしもこれをやらないと、水が変なところに入って痛い思いをすることになります。



3.左右同じように


片方が終わったら、もう片方も同じようにやります。あまりギュウギュウやっても、出ない時は出ないので無理をしないようにしましょう。



4.軽く鼻をかむ


最後に鼻の中に残っている鼻水などを出すために、軽く鼻をかみましょう。ここで絶対に強くかまないでください! 鼻の中の水が出し切れていない状態で鼻の中に圧力をかけると、前述したように水が変なところに入ります。耳の方に入ると痛いので気をつけてください。



鼻うがいの注意点


鼻うがいは数多くの耳鼻科も勧める位なのでほとんど身体に害はないのですが、それでもやり過ぎは良くないと指摘する医師もいます。



■洗い流し過ぎると、鼻の機能が弱まる


鼻は正常な粘膜であれば自浄作用があるのでそれ自体で鼻をキレイにする力があるわけです。それなのにしょっちゅう食塩水で洗い流していたら、鼻本来の機能が弱まる、という指摘です。ウラをとっていないので詳しいことはわかりませんが、そんな気もしますね。



■副鼻腔に溜まった水をきちんと出す


普段あまり鼻について考えない人は、実は鼻の中にはたくさんの小さな穴があるのをご存知ないかもしれません。これらの穴は副鼻腔といって、鼻の中の湿度を保ったり、声を共鳴する役割があると言われています。鼻をかむと、意外にドバッと鼻水が出てくることがあって、どこに入ってたんだこれ?って経験ありませんか?これって、副鼻腔に溜まってた膿が出てきたりしてるわけです。

で、人によっては鼻うがいをすると、この副鼻腔にも水が入るんですよ。入ること自体は問題じゃないのですが、これを出さないとそのまま溜まってしまうのです。変な時に出てきたりするので、鼻うがいをした後はちゃんと副鼻腔に溜まった水を出しましょう。

顔を横にゆっくり傾けたり、前に傾けたりすると出てくることが多いです。また、ちゃんと出すまではツバを飲み込まないでください。ツバを飲み込むと耳の方に水が流れ込むことがあります。僕もたまにやってしまい、耳が数十分間ポコポコいうことがあります。耳に水が入ったら必ず病気になる、ということはありませんが、特に風邪の時は鼻水の汚染度が高いので注意です。酷い場合、中耳炎になったりすることもあります。



■使用後は、容器を清潔に保つ


容器は、使い終わったら水で洗い流します。鼻水などが付着していないか確認、気になる人は毎回石けんで洗ってもいいかもしれません。

洗った後は、よく乾燥させてください(以前、これをおろそかにしてたら中が少しカビました・・・)。この乾燥させる場所ってのが洗面台周りに意外に場所をとるので一応考えておいた方がいいかも。うちは使用頻度が高いので棚の一部をもう専用置き場にして、ハンドタオルを下に敷いて乾かしています。



お子さんに使う方は




■まずは自分でやってみる


強くやり過ぎたり、温度調整や食塩の濃度調整をテキトーにやると痛くなったりします。そこら辺のさじ加減は自分でやっていないとなかなか難しい。まずは自分でやってみてください。



■子供には優しく


子供の方が敏感なので、大人よりも優しくやってあげてください。大人よりも、ということは、大人の加減を知っていないとできないことなので、自分でやることが必須なのです。



■はじめは多分嫌がります


うちの子も慣れるまで2週間くらいかかりました。でも今じゃ文句を言わないどころか、自分でやります。上の子は自分で塩を入れて、水を入れてセットまでします。



■毎日続けてください


やり過ぎは良くないので一日数回がいい、という医者が多いので、僕も多くても3回位にしています。子供は1回、ちょっと良くない時は朝晩の2回までにしています。でも、毎日続けるのが大事で、これが予防になります。

鼻うがいの習慣って、

「ただでさえ子供たちにハミガキをさせるのだけでも親としては手間のかかる作業なのに、更にやることが増える・・・」

と、はじめは面倒くさいと思うのですが、一日5分の習慣で、風邪を引く率をかなり減らすことができます。子供が風邪を引いた時のあの精神的ダメージ、発生する時間的、費用的コストを考えてみたら、納得もできると思います。



携帯して出先で使うことも


ハナクリーンSはノズルの部分が本体に収納されるようになっているので、携帯できるサイズです。大きさは・・・ホット用のあのミニペットボトルよりちょっと小さい位ですかね。

外出先では一回分がパックになっているサーレSを使うのがオススメです。はじめは慣れないかもしれませんが、慣れてくるとトイレの洗面台でサッと鼻うがいして、パッとティッシュで軽く鼻かんで、ってのができるようになりますよ。まあカッコいい姿じゃないんですけど、健康の為です。

トイレによってはお湯が出ないところもあるので、そういうところはちょっと難しいですけど。その気になれば保温ポットにお湯を入れて持ち歩いてもいいと思います(僕は実際にやったりしたことあります)。



長文でしたが、それだけ僕の鼻うがいに対する熱い思いがあるということで、ご勘弁を!笑

この鼻うがい習慣を広めることで、一人でもインフルエンザ、そして花粉症に悩まされる人が減るのを願っています。







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