今だから語れる、会社カルチャーショック「腐った体育会ノリ」





【今だから語れる、
会社カルチャーショックシリーズ その1】


「新入社員は先輩に叩かれて育つもの」


「社会人になるのは厳しいもの」

こんな風に自分を言い聞かせて、ずっと我慢してました。
まだ社会人なりたてだったもので、
程度とか、標準みたいなものがわからなかったんですね。
あと自分のキャパも。

僕は高校の頃は空手をやっていて
それなりに先輩後輩関係だの、体育会ノリだのをわかっていたつもりでした。
空手なんかだと下級生は先輩よりも先に帰れない、
先輩よりも先に着て、飲み物やら道具やらを準備しておく・・・なんてのが
当たり前でしたが、そういうのはあまり気にはなりませんでした。

今思い返すと、その先輩後輩関係には「愛」とか「思いやり」があったんですね。
なんだかんだ、先輩達のことは好きでしたし。

そういうのがない体育会ノリって、ほんとタチが悪いんですね・・・
ちょっと気づくのが遅かったみたいです。


それにしてもなぜ僕がここまで嫌われたのか?
まあ性格が合わなかったから、と言ってしまえばそれまでなのですが、
それ以外にも背景には会社の人事の採用方針の転換という
社内環境の変化も影響していたと思います。

僕が入社した会社は、僕が入社する前は事業規模を大幅に拡げている段階でした。
それに伴い、とにかく多くの人員が必要だった為、学歴などにはこだわらず、
大量採用を繰り返していました。

で、僕が入社するちょっと前くらいからそういうのがひと段落して、
採用方針を「大量採用」から、「少数精鋭」みたいなのに切り替えたんです
(まあ「精鋭」というと聞こえはいいですが、
まだ会社も採用方針を試行錯誤している段階だったと思うので
いろんなのを採っただけって話だと思いますが)。

で、またちょうど僕が入社した頃、会社の社長が某雑誌で
今年の新入社員は幹部候補生」みたいなことを抜かしやがりまして、
一部の社員からは「キャリア組」みたいな目で見られたりしたわけなんです
(まあ僕なんかは速攻で脱落しましたがね)。

そういう奇異の目で見られる環境にあった、というのも
こういう不自然な人間関係を助長する要因であったかもしれません。

この後、僕は自立神経失調症と診断され、会社を休職することになります。
病気の原因は複合的なものと言われますが、僕自身は、上記の
「人間関係の悩み」ってのは、僕が病んだ直接の原因ではない
と思っています。

環境的に、職場には逃げ場がなかった、というだけの話ですね。

では、最も大きな原因とはなんだったのか・・・?
続きます。



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