大切なことは全部マンガから教わった 1 『スティール・ボール・ラン』






『ジョジョの奇妙な冒険 スティール・ボール・ラン』



いろいろシリーズ化しては尻切れトンボなことやってるこのブログですが、また新しいシリーズを始めてみたいと思います。

僕は子供の頃からマンガが大好きで、大人になった今でも読みまくっています。マンガ好きって人はたくさんいますし、日本ではもはやマンガは誰もが通る共通言語的なところがあるので、こんなシリーズをやってみたら面白そうかな、と思いやることにしました。


それでは、早速いってみましょう、今回紹介するのは荒木飛呂彦の『ジョジョの奇妙な冒険 スティール・ボール・ラン』(以下SBR)。言わずと知れた少年マンガの大御所中の大御所、ジョジョシリーズです。

その独特の言い回しやポーズの虜になるファンも多く、よく2ch等ではジョジョの言い回しのパロディが使われていたりします。また、この作品は吸血鬼が登場するのですが、作者である荒木氏は発表されている写真が年々若くなっていて、「本当に吸血鬼なんじゃないか」なんて噂されることも。



ジョジョシリーズは、全体を通して哲学を語るシーンが多いです。これをひとつひとつ取り上げていったらいくらでも書けちゃうので、あえてあまり有名でないシーンで、僕のお気に入りの台詞を紹介します。





「人の幸福とは家族の中にこそあるのだ



家族を守ることが国を守ることにつながり

家族がバラバラになるという事は先祖を・・・そして

未来の子孫を軽蔑することにつながるのだ

それを忘れるな」


(4巻より)



SBRのメインキャラ、ジャイロの父親が、ジャイロに語った台詞。ジャイロが先祖代々の職、「死刑執行」を父親から引継ぎ、初めて勤める時に父親がこの言葉を語るわけなんですが、その背景にあるものは異なるにせよ、とても共感し、またカッコイイ!と思わせる一言でした。



僕は今30ですが、「絶対的な幸せ」ってのがなんなのか、ずっと考えてるんですけど未だに見当もつきません。人によって幸せの価値観って全然違うし、その個々の幸せすらも年齢や環境など、状況によって全く違ってきます。だから、



「これをやったら絶対に幸せになれる」



って基準があればどんなにラクだろうなあとよく思うのですが、この台詞には、その答えの片鱗が隠されているような気がしました。



人間が群れを成し、複雑な関係を構築する社会的な生き物である以上、社会の最小単位である“家族”という存在は生まれてから死ぬまで絶対に切っても切れないもの。それに敬意を払い、大切に守り抜くことは、人間にとっての普遍的な幸せにつながるのではないか、ということです。



ま、もちろんそれだけで絶対的に幸せになることなんてないし、家族の存在自体が自分を不幸にしているケースだって多々あると思いますけどね。





いやージョジョは名言のオンパレードです。SBRは他にも



「ようこそ・・・男の世界へ・・・」



「次の遺体とゴールに・・・乾杯」



「圧迫祭りよッ!」



挙げていけば切りがないッ!ので、ここらへんでやめときます。ジョジョは少年マンガですし、超男向けだと思うのですが、意外にもうちのヨメもハマる位なので、女性にも結構オススメかもしれません。読んでない方は、是非!