『20世紀少年』を読み終えた





TVCMやバラエティ番組の番宣で盛り上がっている、本日公開の映画『20世紀少年』。その映画の原作となるマンガを今日、読み終えました(『21世紀少年』上下含む)。いや特に映画でやるからとかいう理由ではなく、ずっとちょっとずつ読んでたんですよ。



ネタバレになってしまうから詳しくは語りませんが(とはいっても去年に終わったマンガなので結構既に読んでいる人も多いと思いますが)、印象としては残念な結末ですね。

むしろ、最後まで読みたくなかったです。途中で読むのをやめて、あとは想像の中で「この後、どうなるんだろう!?」と留めておきたかったです。



このマンガの作者、浦沢直樹は伏線を張って読者の期待を煽るのは天才的なんだけど、回収がイマイチなあ、、、

全部読み終わった後、ネットでの評判を見ましたが、賛否両論あるみたいですね。



「読み終わった後に議論が出来るのは名作」

「あえて曖昧なところにメッセージがある」

「浦沢直樹らしい」



などという声もあるようですが、オレは全然納得できません。

いや、回収しないならしないでいいんですよ。例えば藤田和日郎の『からくりサーカス』ってマンガがあるんですけど、そりゃーもー大風呂敷なわけです。

マンガを読んでいて、



「、、、こんな事描いちゃって、この後どう収拾つけるつもりだよ、、、」



読者が不安になる位、じゃんじゃん派手にやるんですよ。で、最後は強引に辻褄を合わせて、勢いで盛り上げて終わるんです。これはこれで、ぶっ飛んでる感じがいいんです。



この作品は、なんというか、中途半端



例えば、大学の文化祭に行って



「この後、超大物芸人の登場です!超すごいです!絶対に期待を裏切りません!



と必死に宣伝してて、期待して待ってたらはなわが歌いながら登場、みたいな。

そこまで観客を煽るなら明石家さんまを出すか、はたまた江頭2:50でいくかにしなよ、みたいな。

わかりにくいか、この例え。まあいいや。



中途半端な幕切れに加えて、最後の方は特に慌ただしかったし、もしかしたら、なんらかの大人の事情で打ち切られたのかもしれない。理由はどうあれ、酷い結末を描いたということは変えられない事実だ。





でも



「なんかごちゃごちゃ言ってるけど、結局このマンガは面白いの?面白くないの?



と聞かれたら、



「面白いよ」



といってしまうんだろうなあ。チクショウ。



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映画の方はえらい地雷っぽいのでちょっと様子見で。良さ気なら1000円デーの時に行こうかな。それにしても、キャストは豪華ですね。

20世紀少年キャスト

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