髪結いの亭主





オレはたまにハケンで小遣い稼ぎをしています。

やっぱりさすがに収入が半減してしまうといろいろと厳しいんですね。それで、自分の小遣いくらいは自分で、ということで、最近はよく試験監督をやっています。



ちなみにこないだの試験監督の時給は760円。マックの高校生値段よりも安いです。いやー人間、腹をくくればなんでもできますね。



いやそんなことはどうでもいいのですが、その時に40代後半位のおっさんとペアになって仕事をしたのですが、その人との会話。



おっさん「ハケンの人って、仕事ない時って普段なにやってるんだろうと思うよ。仕事無い時は家でごろごろしてるの?」



オレ「(オレのことハケンだって知ってて、こういう言い方はないんじゃないかなあ、まあいつものことだ)いや、まあ皆さんそれぞれ事情があって他のことをやっていたりするんじゃないですかね」



お「ムーチョさんはなにをやっているの?」



オレ「実は、主夫をやっているんですよ」



お「え?シュフ?シュフって?あの専業主婦のシュフ?」



オレ「そうです。家事、子育ては今、男の私が中心にやっているんですよ、ちょっと珍しいかもしれませんが」



お「そ、そうなの?笑 へ、へえー笑 それって、用はさ、髪結いの亭主ってヤツだよね?」





、、、髪結いの亭主?



なんか笑われながら言われたのでちょっとムッとしましたが、それ以前に、実はオレはこの言葉を知りませんでした。「あ、、、ああ、まあそんなようなもんです」ととりあえず答えておきましたが、こういう言い方があるんですね。ググったらありました。



しかしこのおっさんと話していて、男がシュフとして生きていくのはあまりに周りとの考えのギャップがあるんだなあと改めて感じました。



他にもこんなことを言われたのですが、、、



「いやーじゃあ昼間は家にいるの?子供の面倒見るだけ?そりゃーラクでしょ



「なんだかんだいっても自分の子だからかわいいし、苦にはならないでしょ



そして、子供が小さい頃はできるだけどちらかの親が一緒にいてあげたい、というと、



「そんな子供にべったりだと過保護になっちゃうよ。最近流行りのモンスターペアレントにならないようにねアハハ」



なにもかもが分かり合えない、、、



ひとつ言えるのは、この人はほとんどといっていい程育児をやってこなかったんだなあということ。いや、良い、悪いの話ではないです。昔は「男は働く、女は家で家事育児」という男女に明確な社会的役割分担があって、それはそれでうまく機能していた部分も多々ありますから。ただ、男女雇用機会均等法が広く認識されてきた今の時代にはそぐわない価値観なのでしょう。



ちなみに髪結いの亭主はWikiによると

「高給取りの女房のおかげで楽な暮らしをする男の代名詞」

だそうですが、

楽な暮らしをしている身分だったら時給760円でこんなオッサンの相手しながら働いていませんから。

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