カメを飼ってはいけない7つの理由



最近ウチで飼っているカメの話をしていないのでここらで取り上げようかって気分になりました。



うちにはミドリガメ、正式名称ミシシッピアカミミガメが2匹います。

もう2年ほど飼っていますが、カメという生き物ははっきりいってペットには向いていません。
ミドリガメっていう愛称でよくお祭りやらで気軽に売っていますが、この生き物はきちんと育てようとするとそのかわいい見た目や手軽な値段からは想像もつかない程手間がかかります。ここでその理由を説明します。

1.カワイイのは子供の時だけ

ミドリガメはかわいいです。子供の時だけ。まだ甲羅が500円玉サイズくらいの時は愛くるしいんですよ。

でもだんだん大きくなるにつれて、甲羅は黒ずんできて、ゴツゴツして、性格も凶暴になってきます。

カメってのは当たり前ですが犬やネコ程頭が良くないので、なつくという行為がありません。エサ目当てで寄ってきたりはしますが、それだけです。

2.ものすごくクサい

ミドリガメはものすごくクサいです。
子供の頃は大して気になりませんが、成長してくるとものすごく水が汚れます。カメは金魚など他の水槽でよく飼う生き物に比べて水を汚す生き物なんです。よくホームセンターなどでろ過機が売っていますが、あんなのほとんど役に立ちません。

水換えを頻繁にやらないとカメは水を飲まなくなり病気になってしまいますので、大量の水を、頻繁に換えなくてはなりません。

3.汚い

水が汚れると、臭うだけでなく人間にとって有害な菌が繁殖します。一時新聞等でも話題になりましたが、ミドリガメの水槽にはサルモネラ菌が繁殖するのです。これは人体に入ると酷い腹痛などを引き起こす大変危険な菌なのです。

せっけんで手を洗えば問題ないのですが、子供が誤って汚い手を口に入れたりして、トラブルになった例もあります。

4.寿命が長い

よく小動物がペットショップで売っていますよね。

カブトムシなどの昆虫はその季節で寿命が尽きます。
ハムスターは2年ほどです。
ウサギは4、5年くらいですね。

ではミドリガメは、というと、こいつらは30年生きます。

30年というと、オレは今28なので58ですね。還暦近いです。
孫がいてもおかしくない年齢です。

その位の途方もなく長い年月を世話する覚悟でいなくてはなりません。

5.でかくなる

ミドリガメはただ寿命が長いだけではありません。その大きさもどんどんパワーアップします。

成長したミドリガメは最大で30cmになります。

30cmですよ。30cmの定規を想像してみてください。

それが甲羅の大きさ、それに頭と尻尾の長さが加わるんです。
家で育てるのなら、最低でもバスタブサイズの容器が必要になります。

6.他のメジャーなペットに比べ、効率の良い飼い方が確立していない

これはオレの研究不足かもしれないですが、他の生き物に比べてカメの飼育は情報が少ないです。

子供の頃のものはとてもたくさんあるのですが、10年くらい育ったカメの飼い方の情報を集めようとするとネット上でも見つけるのが困難です。これは多くの人がカメを飼うのに飽きて、途中で投げ出して川などに逃がしてしまうのではないかと勝手に予測しているのですが、、、

カメが売られている場所や手に入れる手軽さなどを考えると、皆ちゃんと買っていればもっとカメ飼育の情報の需要はある筈です。しょうがないので試行錯誤で自分なりに工夫してやっています。

7.そもそもあまり興味を引く生き物ではない

カメは見ていても大して面白くありません。
ただぼーっと水に浮かんでるか、陸に上がって甲羅を干しているだけ。

犬やネコは、周りの人からも「かわいいー!」なんて言われて、「ああ、今までがんばって育ててきた甲斐があったもんだ」なんて思えますが、カメの場合はそんなことも言われません。
「カメ飼ってるんだ」
「ふーん」
終了です。金も時間も労力もかけているのに、あまり報われることがありません。


いかがでしょうか。
もしもペットショップやお祭りの屋台等でミドリガメを見つけて、欲しい!と思ってしまったら、この7つの理由を思い出してください。きっと踏みとどまれる筈です。
それから、もしもそれでもオレのように衝動買いしてしまった場合(ご愁傷様です)、死ぬまで面倒をみてやってください。ミシシッピアカミミガメは外来種で、日本の生態系を壊すと言われています。絶対に川などに放さないでください。
かなり悪いことばかり書いてしまいましたが、オレとしてはこれが正直な感想なので書かせていただきました。

そんなに飼うのが辛いならなぜ飼っているの?と言われそうですが、やはり長年飼っていると愛着がわいてしまうのですよ。カメを飼って唯一楽しいことがあるとすれば、こういう愛着を持ってがんばっている自分が好きになれるというところでしょうかね。カメは残酷なほど毎日を淡々と生きています。

今日もカメとの戦いは続きます。








この文章を読んでも、「それでも亀を飼いたい!」ということなら、あなたの亀への愛は本物だと思います。亀の世界へようこそ! 以下にネットで手に入りやすい亀用品をまとめてみましたので、参考にしてみてください。





まずは基礎的な知識を身につけましょう。この本をお勧めします。





餌はこれで大丈夫だと思います。





これがあると水をきれいに保てます。




カメは甲羅干しをするので、陸が必要です。サイズはいくつかありますが、大きくなることを考えて、多少大きめなものを用意するといいです。




フィルターがあると、水が汚れるスピードにかなり差が出ます。ただカメはかなり汚れ方が早いので、濾過フィルターを使う場合は頻繁にフィルターの交換が必要です。本体自体もヌメヌメになりやすいので、消耗品と割り切った方がいいかもしれません。このタイプは交換濾過材も手に入りやすいです。




以下は必須ではないですが、あったら便利なもの。

カメの栄養剤。カメに必要な成分が入っています。





カメは甲羅干しのために紫外線を必要としますが、それを補ってくれるもの。日当たりがあまり良くない場所で飼育する場合は、これが必要かもしれません。