自分ルール


他の人からみたらどうでもよいこと、大したことじゃないこと。
しかし自分にとってはとても大切なこと。
それが「自分ルール」
そんな話が、実家に帰ったとき家族との話題となった。

オレの母上は、洗濯機を回す際には必ず中にあるゴミ取りネットを掃除するらしい。アレって普通何回か回してゴミが溜まったらとるものだが、母上はこれを毎回掃除しないと気がすまないらしい。他の事は結構テキトーなのに。

オレの妹は、ベッドシーツをかける時、周りがきちっとシワができないようにきれいに伸ばしてマットの間に折りこむらしい。どうせ見えない場所なのに。

本当に他人にとってはどうでもよい話である。しかしこんな話を聞いているうち、何気にオレも一つ「自分ルール」があるということに気づいた。


オレは、グラスに水滴や水アカがついていると、絶対に拭く。


グラスは常に透明を保っていなければならない、それがオレの「自分ルール」。

「うわっ、几帳面!キモッ!」

と思われるかもしれない。しかしこれには理由があるのである。
オレは以前とあるフランス料理店でアルバイトをしていて、そこで食器がきれいに並べられている様にかなり魅了されたのだ。
整ったシルバー類、そしてほのかな太陽の光に輝くワイングラス、、、

嗚呼、美しい。

そしてそのバイト先の先輩方も妥協を許さない人達で、ちょっとでもグラスが汚れていたら

「ムーチョ、これココ汚い。交換して」

と食器の魅せ方について徹底的に指導された。
結果、グラスを見るとつい光に当てたくなってしまうのである、、、



いや、わかるよ!もちろんレストランとか友達の家とかでやったりしないよ!そんなのフツーにイヤなヤツだから!


でも、自分の家ではどうしてもやってしまう、、、

これがオレの、「自分ルール」。 



繰り返すが、他人にとっては、本当にどうでもいい話。